牙
2005年10月12日なんてことはない
人は皆弱いのだ
自らその弱さを隠すがため
虚勢を張って 必死に生きるに過ぎない獣なのだ
あなたは弱いかと聞かれれば
私は弱いと答えるだろうが
それでもその態度は
虚勢そのものなのだ
虚勢を張れば
必ず誰かを傷つける
自らを守るがため
他人を見捨て
親友さえも傷つけかねない この弱い獣
しかし
この獣を攻められやしない
人は 人を傷つけることを放棄できるのか
人は 虚勢を張ることを拒否できるのか
一匹の虎が
兎も鹿も 傷つけたくはない と
牙を放棄したならば
誰も彼を 恐れず 敬わず
惨めな姿になるだろう
それでも
彼は それを想定した上で
牙を捨てたに違いない
あなたは捨てられるか
その虚勢の牙を
牙を捨てようか迷った時
その精神が その決断が
実は 最も強いのだと
あなたは 気がつくことだろう
人知れず
ひっそりと潜む その強さを
私は 何よりも尊敬する
人は皆弱いのだ
自らその弱さを隠すがため
虚勢を張って 必死に生きるに過ぎない獣なのだ
あなたは弱いかと聞かれれば
私は弱いと答えるだろうが
それでもその態度は
虚勢そのものなのだ
虚勢を張れば
必ず誰かを傷つける
自らを守るがため
他人を見捨て
親友さえも傷つけかねない この弱い獣
しかし
この獣を攻められやしない
人は 人を傷つけることを放棄できるのか
人は 虚勢を張ることを拒否できるのか
一匹の虎が
兎も鹿も 傷つけたくはない と
牙を放棄したならば
誰も彼を 恐れず 敬わず
惨めな姿になるだろう
それでも
彼は それを想定した上で
牙を捨てたに違いない
あなたは捨てられるか
その虚勢の牙を
牙を捨てようか迷った時
その精神が その決断が
実は 最も強いのだと
あなたは 気がつくことだろう
人知れず
ひっそりと潜む その強さを
私は 何よりも尊敬する
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