ワッフル

2006年6月13日
 
 
小さい頃に積み上げた積み木
倒しちゃいけないと 感じているのに
本能的に倒してしまうのは
そういうことなのだろう
   
過ぎ行く時間は
未来を今にして
積み上げた物を
本能的に倒したくする

 
限りある中で
保ちゆくことはできない
街ですれ違う人が
こちらを見て 笑っていた
 
 
 
少年の時に見た綺麗な夕日
あれほどまでに美しく 涙まで流したのに 
いつしか見向きもしなくなるというのは
そういうことなのだろう
 
繰り返される時間は
一瞬を凍らせて
美しいものでさえ
歪ませ濁らせてゆく
 
 
無限の反復の中で
唯一のものなんてない
心より愛しい人が
僕を見て 泣いていた
 
 
 
 
 

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